作曲家の個展2011「三輪眞弘」@サントリーホール、東京都交響楽団、野平一郎
《村松ギヤ・エンジンによるボレロ》(2003)
《愛の賛歌−ガムランアンサンブルのための》(2007)
《永遠の光…オーケストラとCDプレーヤーのための》(2011)
3曲目の《永遠の光…》は、欧題は"Lux aeterna luceat eis, Machina"とのこと。
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「なぜ、いまコンピューターか?」、「なぜ、いま、オーケストラか?」という問いを真摯に問い続けた結果が、さまざまな形でいま大きな実を結びつつあるのだとは思う。ただ、新作だった第3曲は自分ではまだ消化できないでいる。それに比べて、第2曲はとてもすっきり聞けた。三輪さんの曲をすんなりと聞けたことがほとんどないのだが、なぜガムランを使ったものはすっきり聞けたのだろう。ただし、すっきりと聞けることが必ずしも三輪さんの思考とガムランの相性が「良い」ということを意味しない。
会場で懐かしい御二方にたまたま遭遇し嬉しかった。その他、見覚えのある方が何人も。
あまり関係ないが、昨日偶然テレビをつけたら、思想家の東浩紀が震災後の世の中においてより重要となるのは「持ち場を守る」ことだ、と強調していたのを思い出した。備忘のため。