NINOCHIKA, Lubitsch@Kino Babylon

久しぶりの映画館。社会主義イデオロギーに(表面的には)染まっている強面美女がパリを訪れる。グレタ・ガルボ

39年の時点でここまではっきり社会主義への嘲笑的雰囲気があったのか。それを旧東独の老舗映画館で見るのも皮肉な話。観客の笑いもどことなく他の映画館で見るのとは意味が変わってくるような気がする。イスタンブールへ飛ぶラストシーン、まさかと思うが『意志の勝利』のパロディだろうか。ルビッチュの笑いとエロスはいつもぎりぎりだ。