発表します

すっかり遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年の初詣は浅草だった。お香のおかげか、年明けからぐずついていた喉も回復傾向。オムライスと電気ブランうまし。

今年最初の仕事です↓

日時 2012年1月21日(土) 14:00〜
場所 早稲田キャンパス6号館3階318室(レクチャールーム)
主催 西洋演劇研究コース オペラ研究会
概要 テーマ:「1920・30年代ドイツにおけるオペラ創作と映画的発想」 (仮題)

参加無料・事前予約不要

概要:20世紀に入るとドイツ語圏ではシュトラウスによる《サロメ》、《エレクトラ》のような一幕オペラ、《バラの騎士》のようなナンバー(風)・オペラにはじまり、ブゾーニの脱イリュージョン的な「オペラ」を経て、ヴァーグナー的な「楽劇」に代わる新たなオペラ(音楽劇)作品への模索が続いた。とりわけ第一次世界大戦後のドイツでは様々な形で「オペラ」というジャンルのあり方が問い直された。
 その中で大きな役割を果たしたものの一つとして、当時の新興メディアですでに大衆的な人気を博していた映画というジャンルの存在を挙げることができる。映画の登場により、既成オペラの映画化や舞台への映像の導入などでの上演の可能性が広がった一方で、モンタージュや巻き戻し効果、機械的再生などの映画特有の技術は、オペラ台本や作曲などの創作にも影響を与えた。
20〜30代のオペラ創作は、対抗メディアであった映画からのこうした影響を直接・間接的に取り込みながら刷新されていったと言える。本シンポジウムではR.シュトラウスシェーンベルクヒンデミット/ヴァイルという世代も作風も異なる1920、30年代のドイツ語圏で活躍したオペラ作曲家たちに焦点を当て、その作品の創作/上演において「映画的」発想が持っている意義を多角的に探っていきたい。


[発表者と題目]

広瀬大介氏(国立音楽大学講師) 
1920年代のリヒャルト・シュトラウスにおけるオペラと映画:「ばらの騎士」映画版と「インテルメッツォ」」
中村仁氏(GCOE研究生)
「パントマイム/サイレント映画/オペラ−1920年代のヒンデミット、ヴァイルのオペラ作品における「映像」と音楽」
白井史人氏(東京大学大学院博士課程、GCOE研究生)
「映画化という“上演”――シェーンベルクモーゼとアロン》とヴァーグナーパルジファル》」
http://www.enpaku.jp/event/host/event20120121.html

加えて幾つか買物の記録。

日本オペラ史 〜1952? 1953〜? 特別セット

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ベルリン音楽異聞

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Wagner and Russia (Cambridge Studies in Russian Literature)

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